2017年07月05日

和欧文機械印 下谷 (4.6.70)


shitaya70.jpg


今回は 和欧文機械日付印 (国名入り)です。
いつもとは違い、探してもなかなか見つからない(貴重な?)消印ですよ!


印影は 下谷郵便局(現:東京・上野郵便局) 1970(S45)年6月4日の消印。
印影を見る限り、局も日付も平凡ですが・・ 少々マニアックな消印なのです笑

下谷局の和欧文機械印の消印は 1969.8.4~1970.10.30 の期間のものが貴重とされます。
理由は、試作型の自動取揃押印機(日立製試作機)による実用試験中の印影だからです。


日立製試作機といえば、当ブログでも何度かご紹介している「日立型機械印」が思い浮かぶでしょう。
日立型機械印は和文機械印(唐草印)で、印影(活字や唐草部)に特徴がみられる消印ですよね!

この日立製試作機は郵便物の「横送り構造」が特徴でしたが、実験は失敗に終わりました笑
横送り構造がダメだった様です・・ でも日立はあきらめませんでした!

ダメだった横送りを「縦送り構造」に改造して再び実用試験に臨んだのです!
それが、下谷局に据え付けられた自動取揃押印機(日立製試作機 HFC-1型)という訳です。


この印影は、かつて日立型機械印に使われた自動取揃押印機の改造機によるものなんですね!
結局はこれも失敗に終わり、短期間(約15ヶ月)の試用で終わってしまったのですが笑

・短期使用で残存数が少ない・印影で識別が可能・実用試験機による印影・日立型につながるロマン
いろいろな要素が重なって、マニア受けする「貴重な消印」という評価に至ったと思われます。


さて、印影による識別方法ですが、日付以外に印影下部の「標語」でも可能だそうです。
日立製試作機(HFC-1型)では標語が「あて名には郵便番号を」で他と区別ができる様ですね!

今回のピースでは標語が確認できないのが残念ですが贅沢は言えません!
日付的には後期の使用例ということになりましょうか。躊躇なく宝箱にポイッです笑


こちらは骨董屋さんで買ったS40-50年代メインの紙付きの塊から発見しました!
台切手は キク15円(S42.7.1発行)

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posted by ぽすねこ at 05:00| Comment(0) | 和欧文機械印 | 更新情報をチェックする
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